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スコープについて
 
   スコープの種類
  のページでは、 スコープのおおまかな種類を書きたいと思います。
こちらにおいでになる皆様にはご存知過ぎることばかりかと思いますが、是非お付き合いください。

「スコープ/ScopeSight」、古い日本語では「望遠照準眼鏡」、最近では「光学照準器」などと言われている物です。あまり日本語で呼ばれる事はないようですが。
銃の照準を助ける物で、近代ではより高い性能をめざし、新しい機能を持った物が次々と作られています。中でも革新的なものはドットサイトでしょう。

スコープサイトはレンズの組み合わせにより、対象物を拡大する事が出来ます。その拡大量は「倍率」で表し1倍から50倍、またはそれ以上のものもあるようです。倍率は固定のものと可変する「ズーム」と呼ばれるものがあります。
 スコープサイトを覗くと「レティクル」と呼ばれている像が背景に重なって見えそれにより照準をつけます、目的により様々なレティクルがあります。

ドットサイトは近年新しく作られたもので、レンズ面に「ドット」と呼ばれるLED等による光点を映し照準をつけるもので、視点が移動しても目標がドットに重なっていれば、そこが照準点になります。ご存知のようにスコープサイトでは軸線上から視点がずれると照準がつけられなくなりますが、ドットサイトは多少のずれがあっても照準をつけることができます。
ドットサイトには通常倍率がありません。よって広い視野が得られるとともに、対象物を探しそこにドットサイトを持ってくるということが自然にできます。

一般的に、スコープサイトは遠くの物への照準を行う場合に用い、ドットサイトは近距離となる100M以下の動きの激しい物への照準を行う場合に用いられます。
 

<スコープとダットサイトの例>
  左の二つはスコープサイトで、左端がBEPW-4401、その右がMPZ-8345です。
BEPW-4401は4倍の固定倍率を持ち対物レンズ径が40ミリのものです、接眼側にイルミネーション・ノブがあることから「イルミネーション・モデル」と呼ばれるレティクルが光るモデルであることがわかります。
イルミネーション・モデルは背景が暗いときなど、よりレティクルが見易くなります。
MPZ−8345は倍率が8〜34倍ズームを持ち対物レンズ径が56ミリという大型モデルです。ボディ側面にフォーカス調節のノブをもっています、ハッコー商事ではボディ側面にフォーカス調節のノブを持つものを「AS(サイド・フォーカス)」と呼称しています。

右の二つはドットサイトで、左がBED-19WMV、右端がBED-35です。
BED-19WMVはドットサイトの中でも「チューブタイプ」と呼ばれている物で円筒型の外観を持っています。ドットサイトはこの形から始まりました。このモデルではさらにドットの大きさを切替える事のできる「バリドット」の機能もついています。
BED-35は「チューブレスタイプ」と呼ばれ、近年現れた物です。ハッコー商事では「パノラマ」と呼称しています。
こちらは「マルチレティクル」と呼ぶドットの形状を切替える事のできる機能が付いています。
チューブレスタイプは、円筒部分が無い為視野が広く、素早いサイティングが行え、また軽い事が特徴ですが、発光部分が密閉されていない為、防水性がありません。

様々なスコープが存在していますがそれぞれに特徴を持っており、その目的に合わせ使用する事が 必要だと思います。
皆様もお持ちのスコープがございましたら、是非お手にとって今一度じっくりとご覧になってはいかがでしょうか。
 
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